地震

こだま印刷株式会社

COMPANY DATA

会社名: こだま印刷株式会社
本社所在地: 東京都新宿区新小川町1-8
設立: 1971年11月
資本金: 3,000万円
従業員数: 99名
代表者: 平井 議顕
URL: https://www.kodama-print.co.jp

事業概要

オフセット印刷を主軸とする各種印刷、製本、加工、納品までをトータルで提供。紙什器やPOP、パッケージの設計・デザイン・制作。企画から行うグラフィックデザイン、組版、Webサイト制作。

BCP策定のきっかけ(理由)

親会社は既に策定済みとの情報を得て、弊社でもBCP策定に臨んだ。東京都中小企業振興公社でのBCP策定講座~個別コンサルティングにタイミング良く参加できたのも大きい。

BCP対象事業と理由

対象事業: オフセット印刷
理由: 当社の大部分を占める主要業務であり、顧客からもその品質を信頼されているから。

想定する災害/被災状況

机上PC類の転落、ロッカー/棚の転倒、積み荷/配管/エアコンの落下、機械類の移動/故障/破損、パーテーションの転倒、エアコン室外機の転倒/落下、避難経路の遮断、二次災害(けが・火災)

優先業務

オフセット印刷

主要な経営資源

従業員、各種専門スキル、工場、印刷/製本/加工及び周辺機械類、PC/サーバ及び周辺機械類、入稿/製版データ、製造管理システム、事務管理ネットワーク、仕入れ外注業者

代替/復旧策

事業継続策

BCPで策定した計画に則って実行し、BCMにより更なる効果的な行動を取れるようにする。被災箇所の確認/修復/情報共有/仕掛品対応/作業工程/スケジュール管理/データ管理/故障箇所と信頼の復旧。

予防低減策/事前準備

機械類のビス留め、ロッカー/棚に留め具や突っ張り棒、吊り下げ物の適切な補強

策定してみて、気付いたことや苦労したこと

ビス留め等が施してあるのは一部のみ。天井や壁のエアコンや配管は補強されているが十分なのか?などが気になった。印刷会社ゆえ仕方ないが紙の積み荷崩れが起きたら避難時の脅威となるだろう。

今後の課題

作業効率を考慮する必要が多分にあるが、紙の束の扱いは一考する余地があるのではないか。また、机上のPC類や腰より上の棚の荷物、ガラスの飛散、排水パイプ・タンクなども要一考事項だと思う。

感想

コンサルタントより提示された貴重な雛形に沿って作成していく事でBCPの大筋が分かったが、更に進めると実に多種多様なBCPも見えてきた。幾らでも詳細に策定できる大変だが有意義なものです。