製造業

株式会社吉田製油所

COMPANY DATA

会社名: 株式会社吉田製油所
本社所在地: 東京都台東区上野3-22-8 新ジイドビル
設立: 1946年8月
資本金: 7,000円
従業員数: 44名
代表者: 吉田 善彦
URL: http://www.ysds.co.jp/

事業概要

木材防虫防腐剤、瀝青製品製造

BCP策定のきっかけ(理由)

東日本大震災で大混乱した経験から策定に着手し、2012年に完成した。今回のコンサルティングは既存のBCP見直しのためお願いした。

BCP対象事業と理由

木材保存剤(防虫防腐剤)事業。
弊社最大の事業で日本全国に多数のユーザーが居るため。

想定災害

地震

優先業務

受注、原料・容器の発注、仕入れ、製造、在庫、出荷、給与支払い。

主要な経営資源

従業員、タンク・計量器・充填器などの設備、工場建屋などの施設、仕入先・物流業者・銀行などの取引先、情報資産。

事業継続策

①代替要員・応援要員の活用
②協力会社での代替生産・在庫 
③製造方法の変更
④他原料の使用
⑤仕入先(化学メーカー)の変更 
⑥クラウドからの情報取得
により継続・復旧する。

予防低減策/事前準備

①他の従業員の仕事の習得
②協力企業との事前調整
③他設備での製造の検討
④スペア機器の在庫
⑤データのバックアップ
⑥代替原料の調査
⑦複数社購買
⑧代替仕入先の検討

策定してみて、気づいたことや苦労ポイント

弊社は、既にBCPを策定していたが、演習の経験はなく、弊社のBCPが単なる名簿やリストであり、具体的な復旧や継続のための検討がされていなかったことに気付いた。設備や機器の種類が多く、リストにまとめるのに手間がかかった。

今後の課題

今回検討したのは、単純化するため工場部分のみとした。本社は、営業や受注と言う重要な業務を分担しているため、本社のBCPと合体しなければ、復旧・継続は不可能である。そこで、今秋の既存BCPの改定時期に合わせて、工場・本社のBCPの統合を行う。
今回、BCPを策定し、外部の協力企業の選定や代替原料の検討、社員の教育などBCPの完成度を高めるためのたくさんの宿題ができた。この宿題を1つずつ片付けて行きたい。

全般についての感想

弊社のBCPは2012年に7人のメンバーにより完成したが、現在残っているのは僅か2名である。そこで、BCP策定時に習得した知識や、長期間に亘るメンバーの共同作業の中で育まれた共通認識が風化していた。今回、4時間×3回=12時間のコンサルティングにより、メンバーのBCPに対する理解が深まり、チームワークが生まれた。コンサルタントの指導により、問題点や課題も明らかになった。弊社のBCPを見直す良い機会となった。