卸売業

玉川製菓株式会社

COMPANY DATA

会社名: 玉川製菓株式会社
本社所在地: 東京都清瀬市下清戸5-863-1
設立: 1969年
資本金: 1,000万円
従業員数: 50名
代表者: 玉川 昌一
URL: http://ajioku.jp/?mode=f1

事業概要

米菓卸・小売り業
仕入れ、加工をおこなったおせんべいの
・大手小売店への卸売り
・自社直営店(清瀬店、武蔵藤沢店)での販売

BCP策定のきっかけ(理由)

東日本大震災の際に、従業員の安否確認に時間を要したこと、機械の一部が損壊し、事業の再開に時間を要して顧客へ迷惑をかけてしまったため

BCP対象事業と理由

お菓子の加工・小売り・卸売り事業(当社の主要事業である販売事業を選定)

想定災害

地震

優先業務

お菓子の加工・小売り・卸売り

主要な経営資源

本社、本社工場、直営店(清瀬本店、武蔵藤沢店)、従業員

事業継続策

・必要時には仮設店舗を設置して直営店の営業機能を再開させる
・加工業務を停止し、販売業務に経営資源を集中させる
・その他資機材が使用不能の際は、可能な限り手動で作業を実施する

予防低減策/事前準備

・仮説店舗用の資機材を導入する
・各業務手順のマニュアル整備と標準化、仕入先リストの整備を実施する
・業務に使用する資機材に対し、耐震補強を施す

策定してみて、気づいたことや苦労ポイント

災害に対しての知識レベルが低く、対応能力が会社全体で極端に低い。
現状のままだと、災害が起こった時点で事業継続が難しくなる可能性が高い。
災害対策の先にある事業継続の取り組みについてまで今まで考えたことが無く、事業継続対策を考えることの全てが新しく、勉強すること、教えてもらう事が多かった。
災害の際の対応を想像レベルで想定するのが難しく、復旧目標時間や復旧目標を定めるのに苦労した。
事業の洗い出し、業務分析を行ったことで、事業を行っていくのにどれほど多くの人材、資材が関わっており、色々な人の力や助けがあって会社が成り立っているのかを改めて認識できた。

今後の課題

災害が起こる可能性の認知を社内で広め、社員全体で普段から意識して防災、事業継続に取り組み、危機管理・対応応能力を上げる。
災害は常に起こり得ることであるという意識を常に高く保ち続ける取り組みが必要。
社長のみが把握している社内業務、取引先の整理し、マニュアルの作成をすることが必要。

全般についての感想

今後の会社の方針や、会社と従業員を大切にすることを改めて考えさせられた良い機会でした。既述しましたが、BCP策定を通して、色々な人のおかげで会社が成り立っていることを改めて認識できてよかったです。今後、従業員の方々や取引先の方々に、今まで以上に感謝の気持ちを持って接していきたいと思える機会をいただいて有難うございました。
今回の策定内容をベースに、どうしたら災害に限らず有事の際に会社と社員を守っていけるのかを、もっと細かい部分を含め検討していきたいと思います。
普段漠然と考えていること、思っていたこと、いつかはやらなくてはならないとぼんやり考えていた事を文章化することで、今後の方向性が明確になり、気付かなかった細かい部分も認識することが出来てよかったです。
策定直後の災害に対する意識の高さを、時間がたっても継続していけるようにしたいと思います。
今回のBCP策定が今後の事業の継続に生かせるよう頑張りたいと思います。
ご支援いただいたニュートン・コンサルティング株式会社の方々には、知識不足から色々ご迷惑をおかけしましたが、最後まであきれることなく本当にしっかりとサポートしていただき、大変お世話になりました。有難うございました。